2014年1月29日水曜日

自然 < 科学

こんばんは、むらやまです。




学校のゼミで、「モンサントの不自然な食べ物」(監督:マリー=モニク・ロバン)という映画を見ました。




モンサントとは、アメリカのミズーリ州クレーブクールに本社を構える多国籍のバイオ科学メーカーです。




モンサントは、全世界の「遺伝子組み換え(=GM)作物」の種子のシェアを90%所持し、さらにGM種子の研究・開発を行っています。




映画の中では、遺伝子組み換えは良くないことで、その遺伝子組み換えを世界中で最も先進的に、かつ活発に行っているモンサントは''絶対悪''なんだ、という主張を、表現を変えながら繰り返します。




・・・映画の説明が少し簡単過ぎますよね。




僕自身、遺伝子組み換え自体がそこまで悪いことなのかっていうのが、勉強不足でわからない所があります。
あと単純に、あまり内容を言いすぎるのもどうかな、と思いました。




全世界の、GM作物の作付面積は1996年に商業的作物として栽培され始めてから、2012年までで、約100倍の1億7030万haまで作付面積を増やしています。(国際アグリバイオ事業団より)

背景には、人類の生活水準の向上や家畜の飼料用、エネルギー需要の拡大等があります。




結局人々が求めるから、それに合わせてモンサントはGMの種を作るし、研究もする。
そこに、たくさんの資金援助をしてくれる財団も現れる。




それなら全然いいんじゃない?人々の満足度が一番高まる方法なんじゃないの?




・・・100%そうとは言い切れない事情も、またあるわけで。




そもそも、GM作物が本当に安全な作物なのかっていうのは、世界中のどんな優秀な科学者にもわかっていないということが現状です。




研究段階にも関わらず、GM作物を世界中に普及させてしまった、その選択というのは、早すぎたのではないか、と思います。




たださっきも言った通り、責任はモンサントだけではなく、人類全体にあると考えています。




化学が自然の上に来るようなことが、有り得るのでしょうか。
私たちは、そこを突き詰めていかなければならないと思います。




僕も、その途中です。
勉強して、一つの答えというか・・道筋を皆さんに示せるように、地道にがんばります。
みなさんも、今までとは違った観点から、世の中を眺めてみてください。
新しい発見が、きっとありますよ!




では、また。

0 件のコメント: