2014年3月7日金曜日

植物に日々の調子はあるか

日々の調子って人それぞれあると思います。

風邪気味だったり、二日酔いだったり、前日の運動のせいで体がだるかったり、何故かなかなか気分が乗らなかったり、イライラしたり、雨で鬱だったり毎日ではありませんがそんな日は誰しもがあるはず。

人がそうだったら植物もそんな日があるのかとふと感じて「そんな体験何かあったか?」と思い出してみました。

今はコンクリートジャングルに住んでいる私も高校生までは新潟のリアルジャングルとまでは言いませんが結構な田舎に住んでいました。

そこには小さな古墳が集積するブナ林があり、子供の頃は一人で遊びに行ったりしていました。
当時の僕は小学4年生(くらい)でトンボを捕まえて惨殺したり、蜘蛛の巣にバッタを投げ入れたりして遊んでいたものですからブナ林に入ってもやりたい放題でした。
手ごろな木の枝を拾って無意味に目についた草木をなぎ倒しながら奥地に進んでいく遊びです。
一人ランボーです。友達と遊ばない時はそうやって遊んでいました。
事が起こったのは秋口のある日。いつも通り草木をバッタバッタとなぎ倒しながら進んで行き、いつもの沢(湧き水の流れるところ)で水を飲もうとしたところなんと水が泥水になっているのです。

なぜ?

上流に50メートルほどさかのぼると土砂崩れで木もろとも斜面が2メートルほど沢に向かって崩れているのを見つけました。

こ・れ・だ。

なぜ崩れるのか。斜面に生えていた木は樹齢も長そうな太いブナの木でした。
そのとき、「草木を傷つけながら侵入してきた部外者をブナ林が拒否」したような気になったのを子供ながらに感じたのを覚えています。

その日以降私の中のブナ林ブームが終わりました。
また今まで何回ブナ林に入ってもならなかった「漆かぶれ」に何故かその時だけ罹り大変な思いをしました。

おそらく多分よくわかりませんがもしかしたら植物にも気分があると少なからず思います。

植物に気分はあると思いますか?


写真は夏の写真。(あれ?杉もあるな笑)
ちなみに不法侵入ではありません。

気分を損ねないように農業をしていきたいと思います。

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