2014年5月12日月曜日

初・福岡上陸。農業研修まとめ

こんにちは。学生の村山です。
ゴールデンウィークも終わり学校生活がまた、始まっています。


ゴールデンウィークは10日くらいの連休でしたので、私は1週間ほど福岡県桂川町で農業研修をして参りました。研修先は、以前、学校にも講師として来て下さった古野隆雄さんという方の所です。





こちらの方です。


古野さんは、合鴨農法を世界に広めた方として有名な方です。
お米、野菜等は全て無農薬で作っています。
古野農場ホームページも参照ください。古野農場HP→http://aigamokazoku.com/


合鴨農法とは、ざっくり言うと「アイガモというカモを田んぼに放して、お米作りをする農法」のことです。イメージはこんな感じ。





私が古野さんの所でお世話になろうと思った理由は3つあります。


①将来、自分もアイガモ農法でお米を作る可能性があるから
②学校では座って勉強をしている時間が長く、体がなまり、頭でっかちになっていたから(この点は農家として致命的です)
③古野さん、2人の息子さん、他の研修生の方々と議論をして、将来の自分の姿をさらに深く考えたかったから


①は、時期が少し早かったので、実際にカモを放している所は見れなかったです。ただ、お話を聞いたところ、10a(=1000㎡)に30羽以上のカモを放す、とのことでした。
カモの管理もあるので、家族経営の所でアイガモ農法を大面積で行うのは相当大変そうだな、という印象を受けました。


②は、5日間みっちりと農作業をさせて頂いたので、ばっちり解決しました。
現場って、ホントに良いものだな~と改めて感じました。不思議なことに、私の場合、新たな発想とかアイディアが生まれる様な時は、農作業中ってことが多いんです。何故かはわからないんですが。
下の写真は農場の雰囲気です。





③は大満足でした。古野さんはもちろん、息子さんや研修生の皆さんとも、たくさんお話をさせて頂けました。やはり家族経営の所は、作業中や朝・昼・晩の食事の際にも、そういった機会はとても多いです。
周りの方々とお話をすることで、自分がどこに向かうべきなのか、どんな農業をしたいのか、という根本のことを深く考えることが出来ました。特に古野農場は個性的な人たちが多くて、カルチャーショックというか、刺激を受けることが多かったです。





最後に、この看板は、古野さんのご自宅に掲げられているものです。
私も、5日間という短い時間ではありましたが、古野農場の一員として過ごすことができて、嬉しかったです。古野農場の皆さんには感謝しかありません。
ありがとうございました。


今は何だか、学校での勉強に一段と身が入るような気がしています。
では、また。

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